つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の違いとは?【ブランド米の食味の比較】

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コシヒカリを超えるブランドを確立するため山形県がつや姫を開発して以来、各都道府県でブランド米が開発されました。日本で栽培されているお米の品種銘柄には、うるち米が921銘柄、もち米が137銘柄、酒米と言われる醸造用のお米が229銘柄あるとされており、一般人にはどのお米が良いのかもわかりません。

そこで、ここでは、日本国内で人気のあるつや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の違いについて紹介したいと思います。

目次

つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の特長の違い

つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の公式サイトから特徴を要約しました。消費者向けのブランド米であり、食味はコシヒカリに匹敵することや低アミロース米であるため、冷めても食味が落ちないことは共通しています。

つや姫の特長とは?

つや姫は、山形県が開発したお米の品種で、その最大の特長は「美味しさ」です。育成期間は10年で、食味ランキングでは「特A」の評価を受けています。外見は「艶がある」「粒が揃っている」など、味については「甘みがある」「うまみがある」と評価されています。また、「つや姫」の白さや上品な甘み、旨みも特徴とされており、特に旨みアミノ酸が非常に多いことが確認されています。このバランスの良い美味しさが「つや姫」の魅力となっています。

公式サイトから要約

ゆめぴりかの特長とは?

「ゆめぴりか」は北海道の最上級ブランド米で、甘く濃い味わいが特徴です。粘りが強く、やわらかい食感があります。13年連続でお米の食味ランキング最高位を受賞し、新潟県魚沼産「コシヒカリ」と同等のおいしさと評価されています。特に厳しい品質基準をクリアしたものには認定マークが付与され、その美味しさが保証されています。

公式サイトから要約

青天の霹靂の特長とは?

「青天の霹靂」は青森県で開発されたお米で、粒が大きく、ほどよいツヤと柔らかな白さが特徴です。適度な硬さがありつぶれず、食べごたえがある一方で重すぎず、粘りとキレのバランスが良い上品な甘みが残る味わいがあります。青森県の寒冷地での栽培が可能で、農薬を減らして安全な米づくりが行われており、さまざまな食材との相性も良いです。

JAグループサイトから要約

つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂は食感に大きな違いがある。

それぞれの公式ページからは食味の違いがよくわからないため、食味を比較した図を用いてつや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の食味の違いを考えます。

以下の図は、林先生の今でしょ講座のご飯スペシャルで登場したマトリックスを再編集したものです。

この図にはゆめぴりかがありませんが、つや姫よりももっちりしています。つまり、甘みは横並びですが、この3種では食感に大きな差があります。

ゆめぴりかは、もっちりした食感であり柔らかく、青天の霹靂はしっかりとした食感を味わうことができます。その中間の食感がつや姫であり、もっちりとした食感の中に粒感が共存しています。

つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の料理への適正の違いは?

食味の違いで記したように、どのお米も甘みが強いため、それぞれ白米を楽しむことができるものです。

つや姫はおにぎりに向いている。

山形県産の「つや姫」は、一般社団法人おにぎり協会が実施した「おにぎり食味会」で、おにぎりに合うお米として高評価を受けました。この評価は、8つの項目(「食味」「食感」「適度な硬さ」「ねばり」「のどごし」「くちほどけ」「包容力」「冷めて旨い」)に基づいて行われ、特に「つや姫」は「粒感」、「包容力」、「冷めて旨い」の3要素でトップ評価を受けました。全体的にバランスの良さが際立ち、特に「粒感があって、おにぎりとして食べると食べごたえもあり、楽しめる」と評価されました。

2017年、おにぎりに合うお米は「つや姫」など3銘柄(一般社団法人おにぎり協会)

ゆめぴりかは洋食に向いている。

ゆめぴりかはそのままでも美味しいですが、北海道産の海産物や新鮮な野菜と合わせることで、地域の風味を感じる一皿に仕上げることができます。例えば、新鮮な海鮮丼や、季節の野菜を使った和風サラダとの組み合わせなどがおすすめです。さらに、冷めても美味しいため、おにぎりやお弁当にも最適です。特に、シンプルな塩おにぎりとして楽しむと、米本来の甘みと風味を堪能できます。

濃い味の煮込みハンバーグなどもゆめぴりかと相性の良い料理です。ただし、ゆめぴりかはつや姫よりも柔らかいため、水を少なめにして炊飯しないと、粒感を楽しむ食事ができないことが注意です。

青天の霹靂はカレーに向いている。

青天の霹靂はカレーに向いているお米としてブランディングされ、青天の霹靂専用のカレーも販売されています。

「ゴボウとポーク青天の霹靂ビネガーカレー」は、青森県が開発したお米「青天の霹靂」を使用した専用カレーです。2020年に青森県と食と酒と旅を愛する編集者のツレヅレハナコさんが考案したレシピを基に製造されました。主な原材料として、青森県産のゴボウ、にんにく、しょうが、豚肉、米酢などが使用されており、さっぱりした特A米とのマリアージュが楽しめるとされています。このカレーは、青森ワイナリーホテル内のあおもり天空工場で製造されており、価格は600円(税込)です。特定原材料として豚肉が含まれており、保存方法は高温、直射日光を避け、常温で保存することが推奨されています。

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まとめ:つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂の違いからお米を選ぶ。

王道の美味しさを求めるのであればつや姫がおすすめ

つや姫は、安定の甘みに加えて、もちもちとしっかりした粒感が共存しているお米です。また、冷めても美味しいお米の代表格でもあり、おにぎりに最適なお米の1つとしても選ばれています。そのため、何にでも合うお米を探しているのであれば、つや姫が良いでしょう。

食感を楽しむことを求めるのであれば青天の霹靂がおすすめ

青天の霹靂は、食感を楽しむことができるブランド米です。そのため、カレーのような粒感があるお米の方が美味しく感じる料理には最適です。また、冷めても美味しい品種であり、おにぎりやお弁当にも合います。硬いお米の方が好きな時は、青天の霹靂を選びましょう。

柔らかくもちもちとした食感を追求したい時は、ゆめぴりかがおすすめ

つや姫よりも柔らかくもちもちした食感のゆめぴりかは、ご飯にもっちり感を求めている人におすすめです。ホカホカのご飯とおかずを食べるどんぶり、定食、洋食に合っているブランド米です。

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