つや姫の産地紹介!全国の田んぼで美味しく育つつや姫

山形県生まれのつや姫は、評価の高い食味に加えて、倒伏に強く、2010年の記憶的な猛暑の際は、新潟のコシヒカリの一等米の割合が19%程度だった時に98%と高温障害への強さが際立ちました。

その結果、山形県以外の県でも作付が行われ、非常に高い評価を受けています。

山形県以外のつや姫の生産地とは?

現在までつや姫を生産している都道府県は、山形県を含めて宮城県、大分県、島根県、長崎県の五県です。

どの地域でも特別栽培かつ復元田などの作付けが制限されています。

特別栽培とは、減農薬および化学肥料由来の窒素成分を5割押さえた栽培方法になります。

宮城県産つや姫

山形県のお隣の宮城県もつや姫の栽培に力を入れています。

冬の気候以外では、山形県と似ており、良質な圃場の一つです。

大分県産つや姫

大分県産つや姫は、大分つや姫として提供されています。

山形県同様に、生産者は登録者に限定して生産されています。

島根県産つや姫

島根県では平成24年から平坦部のコシヒカリに替わる県奨励品種として普及しています。

長崎県産つや姫

長崎県内では、壱岐地区を中心に特別栽培米として栽培しています。

都道府県ごとの味の違いはあるのか?

お米の味は、その地の日照時間や気温、湿度、水などに影響を受けます。そのため、夏場の気象などで生育に影響が出ます。また、窒素成分が多いと、甘味などの食味が低下するとされています。土壌の窒素成分による食味への影響もあり得ます。

生産地で食味に違いが出るとすれば、これらの条件の違いであり、生産地が異なる影響で食味に大きな違いが出るとは考えづらいです。

また、つや姫は、そもそも山形県のブランド米として開発されたものですので、山形県でもっとも美味しくなるように作られています。

つや姫は産地よりも生産者の方が重要

気候条件や水質などにも影響はありますが、それ以上に影響を与えるのは、各生産者の生産方法です。同じ生産地でも虫食い被害で田んぼを潰す人もいれば、農薬などをほとんど使わずに上手に米を生産する人がいます。

コーヒーの世界でも、生産方法にこだわり個別に生きていこうと考えている生産農園のコーヒーは、他のコーヒーとクラスが分けられており、スペシャルティコーヒーと呼ばれています。

お米には、残念ながらそのようなクラスわけがありませんが、さらなるブランド化のために、プレミアムつや姫と呼ばれる規格をそれぞれの団体が設定しています。

詳しくは、プレミアムつや姫って何?を参考にしてください。

山形県で生産されたお米でも、達人が生産したお米であれば、他の産地のお米には食味で負けてしまいます。これも実は当たり前のことです。

そのため、もし、産地の違いで美味しさに違いがあるのか気になって購入できない人は、産地よりも先にトレーサビリティー(生産者が明示されていること)の有無を先にみてください。