今年は暑い天候が続いたので、昨年並に不作になると思いきや雨もほど良い感じに降っていたので、例年に比べ、美味しいお米を期待することができます。
山形県産つや姫とは?
山形県産つや姫は、山形県が10年の歳月をかけて開発した高級ブランド米です。際立つ粒の大きさ、白い輝き、旨み、香り、粘りが特徴で、炊き上がりはつやつやとしています。食味ランキングで最高ランクの特Aを連続で獲得するなど、高い評価を得ています。栽培は認定された生産者のみが行い、厳しい品質基準を設けることでブランド力を維持しています。コシヒカリを上回る甘みやうま味を持ち、冷めても美味しさが落ちにくいのも特長です。
また、山形県産つや姫は、おにぎりにも最も合うお米としても知られており、世界的にも評価されている「おかずなしでもご飯だけでも食べれるお米」です。
他県のつや姫との違いとは?
つや姫は、稲熱病に強いため、暑い天候でも品質の良いお米を作ることができます。また、コシヒカリは、台風などの強風に弱いですが、つや姫は、コシヒカリより稲の長さが短いので、風にも強い特徴があります。
そのため、宮城県のほかにも島根県や大分県などでも作付けされています。
どの県も独自のブランド化を進めており、品質も高いのですが、つや姫は山形県の天候に合わせて開発された品種なので、山形県が最適の天候だといえます。
山形県産のつや姫の新米はいつから出荷なのか?
10月中旬が目処とされています。
また、山形県の天候が雨の場合は、乾燥しないと稲刈りができないため、遅れる場合もあります。
山形県産つや姫はどこから購入できるのか?
つや姫の新米は、お近くのスーパーに取り扱っている場合があるほか、Amazonや楽天市場などでも購入することができます。Amazonの場合は、ほとんどが大手卸売が出荷しているため、スーパーと同程度の品質のつや姫を味わえると思います。
美味しいつや姫にこだわる場合は、生産者が一人のお米が良いため、農家直送米がおすすめになります。
また、2024年のお米は、平均して値上がりをしています。従来であれば、5キロを3,000円弱で購入することもできましたが、Amazonでも、5キロの価格は、4,000〜4,500円程度となっております。これは、米の流通不足が影響しており、若干の値下がりも見込めますが、海外でも人気の品種であるため、そう大きくは値下がりしないのではないかとも思われます。
下記のアベベイコクのつや姫が、最安値の価格帯です。
それに対して、農家直送米は、単一ブランドで販売しているため、若干値がはります。
山形県産つや姫が高くて購入できない方におすすめのお米
今年のお米は、原則としてどの品種も値上がりをしています。そのため、つや姫よりも価格が安い雪若丸やコシヒカリも同様の値上がりをみせていて、例年のブランド米の水準まで値上がりをしています。
今現在のお米は、買い占めが原因となっているため、各家庭にお米がストックされている状態です。そのため、新米の時期が過ぎれば値段が若干落ちると思われます。その時に購入するのが良いかもしれません。
ふるさと納税で購入する場合は注意も必要
ふるさと納税で購入しているご家庭も多いですが、これらの対応は、その地域の米屋が担当していることも多く、その都度仕入れをしている米屋の場合は、急な対応ができない可能性も高いです。また、米不足は夏頃に騒がれていましたが、つや姫の不足は、1月~2月頃にもないと言われていましたので、2024年も同様なことを考えた時には、米農家に消費分を予約することをおすすめします。