はれわたりは青森県が誇る新しいブランド米で、粘りが強くやわらかい食感と優れた外観を持つ注目のお米です。2023年に本格デビューし、すぐに特A評価を獲得した実力派です。今回は、このはれわたりの特徴や評判、調理適性について詳しく解説します。
はれわたりとは?
はれわたりは青森県産業技術センター農林総合研究所が開発した新品種で、「青森の晴れ渡る空から恵みを受けた、清々しく輝くお米」をイメージして命名されました。
粒の大きさは★★★☆☆(中程度)
甘さは★★★★☆(やや強い)
粘り気は★★★★★(非常に強い)
粒感は★★★★☆(もっちりとした食感
一粒一粒が白くうるうると光を放ち、舌ざわりがなめらかな青森米の新星です。
はれわたりの特徴とは?
はれわたりは「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」を先祖に持ち、透明感のある白さが美しいお米です。2022年に市場デビューし、2023年から本格的に流通が始まりました。一粒一粒に水分をたっぷりと抱え込める特徴があり、青森米としては新しい、なめらかでのどごしの良い食感を実現しています。
特筆すべき特徴は耐性の強さです。「寒さ」に強く、稲の最も恐ろしい病気である「いもち病」にも強い抵抗性を持っています。葉いもちに対しては「強」、穂いもちに対しては「極強」という高い評価を受けており、農薬の使用量を減らせる可能性があります。
さらに、近年の温暖化により夏に30℃を超える日が増え、青森県でも「胴割れ米」が問題になっていますが、はれわたりは他の品種に比べて胴割粒の発生が少ないことも大きな強みです。2023年の記録的な猛暑の中でも、はれわたりだけはほとんど被害がなかったと報告されています。
はれわたりの評価
はれわたりは2025年の食味ランキングで特A評価を獲得しました。以下が特A評価を獲得した産地です。
産地 | 地区 | 品種 | 令和6年産 |
---|---|---|---|
青森 | 津軽 | はれわたり | 特A |
はれわたりは2年連続で特A評価を獲得した実力派のお米です。暑さに強い品種で、粘りが強く、やわらかい食味が高く評価されています。寒冷地である青森県で栽培されることで、適度な甘みとコクが生まれ、冷めても美味しさが持続します。粒はやや小ぶりながらもしっかりとした食感があり、和食との相性が特に優れています。
日本穀物検定協会による食味ランキングは、「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」と「総合評価」の6項目について判定されており、特Aは基準米よりも特に良好であると評価された最高位のランクです。はれわたりがこのランクを獲得したことは、その食味の素晴らしさを証明しています。
はれわたりの調理適正
おにぎり・弁当
はれわたりは冷めても美味しさが持続するため、おにぎりや弁当に最適です。粘りが強くやわらかい食感を持ちながら、冷めた時の硬さも少ないという特性があります。実際に食べた人からは「冷めてもおいしいので、おにぎりにすると最高」という声が多く寄せられています。適度な粘りがあるので、おにぎりを握った時にも形が崩れにくく、一粒一粒が輝くような美しさがあります。はれわたりを使ったおにぎりは、見た目も味も満足できる一品になるでしょう。
カレー
はれわたりはその粘りの強さと甘味のバランスからカレーとの相性も抜群です。程よい粘りがあるので、カレーのルーを絡めやすく、一緒に口に入れたときの食感のハーモニーが素晴らしいです。また、やわらかくなめらかな舌触りなので、スパイシーなカレーとの対比が楽しめます。カレーの辛さやスパイスの風味を引き立てながらも、はれわたり自体の甘味もしっかり感じられるバランスの良さが特徴です。カレーライスを作る際は、ぜひはれわたりを選んでみてください。
チャーハン
はれわたりはチャーハンにも適しています。粒がしっかりしているので、炒めても崩れにくく、適度な粘りがあるため具材と絡みやすいという利点があります。チャーハンに求められる「パラパラ感」と「しっとり感」のバランスが良い点がはれわたりの強みです。また、炊き上がりが白く美しいので、チャーハンの見た目も鮮やかに仕上がります。はれわたり特有の甘味がチャーハンの塩味や醤油の風味を引き立て、深みのある味わいを楽しめます。家庭で作るチャーハンが一段とグレードアップするでしょう。
はれわたりを食べた人の口コミ

「炊飯器のふたを開けると、お米全体がふっくら粒立って、ひと口ほおばるとモチモチとして柔らかく、噛みしめるほどに甘味が広がっていきます。毎日食べても飽きない絶妙な味わいです。」



「初めて食べた時は驚きました。粘りが強くてもっちりしていて、冷めても美味しい!漬物や和え物にめちゃくちゃ合います。少食な私が3杯もおかわりしてしまうほど魅力的なお米です。」



「水加減を少なめにして炊くとちょうど良い感じになります。青天の霹靂は『さっぱり系』ですが、はれわたりは『もっちり系』でタイプが違う美味しさ。卵かけご飯にすると最高です!」



「軟らかめの食感で食べやすく、甘味があっておいしいです。特に地元青森の漬物との相性が抜群で、伝統的な料理との組み合わせが最高です。」



「胴割れしにくいお米なので、炊き上がりの見た目が美しいです。一粒一粒が輝いていて、味わいだけでなく見た目も楽しめるお米。様々なおかずと合わせやすく、日常使いにぴったりです。」
生産地ごとのはれわたりの紹介
青森県津軽産はれわたり
津軽地方は弘前市を中心とした、青森県西部に位置する地域です。津軽産のはれわたりは、山々に囲まれた盆地特有の寒暖差の大きい気候を活かして栽培されています。夏は暑く冬は寒いという環境が、お米の甘みと粘りを引き出すのに最適な条件となっています。この地域で栽培されたはれわたりは、つやと粘りのバランスが良く、特A評価を獲得しました。地元の米穀店でも「県内で最も美味しいお米」として評判になっています。
まとめ
- はれわたりは青森県が開発した新ブランド米で、白くつやがあり粘りが強く、やわらかくなめらかな食感が特徴です。
- いもち病への強い抵抗性と胴割粒が発生しにくいという生産面での強みがあります。
- 2025年の食味ランキングで特A評価を獲得し、2年連続の快挙となりました。
- 冷めても美味しいため、おにぎりや弁当に適しており、カレーやチャーハンなど様々な料理との相性も良好です。
- 青森県内の津軽、上十三、県南などの各地域で栽培されており、それぞれの地域特性を活かした味わいが楽しめます。
- 実際に食べた人からは「モチモチとして柔らかい」「甘味があっておいしい」「卵かけご飯に最高」などの高評価を得ています。
- 気候変動に強い特性を持ちながら美味しさも兼ね備えた、これからの時代にふさわしい次世代のブランド米です。