あきたこまちは、ブランド米が乱立するまでは、最高評価である特Aに輝いていた食味の評価が高いお米です。あきたこまちの特徴は、バランスの良い粒感と粘り気を楽しむことができる品種で、噛めば噛むほど甘みが広がります。
あきたこまちが美味しくない、まずいと思ってしまった時の考えられる原因と、美味しくいただく方法、同じ価格帯でおすすめのお米について紹介します。

あきたこまちとは?
あきたこまちは、秋田県だけではなく、茨城県や岩手県などでも作付けされている品種です。全国的にみても5本の指に入るくらいの作付面積を誇ります。コシヒカリを系統に持つお米の中では古く、味わいは、その粘り気が強く、コシヒカリに比べると小粒でさっぱりしています。
「あきたこまちがまずい」と感じた原因とは?
①生産者の顔が見えないあきたこまちの可能性があるから
あきたこまちは作付面積が大きいです。そのため、一定の基準をクリアしていますが、農家それぞれの生産方針の違いから、出来栄えが異なります。生産方針が揃っているお米の方が、味わいが均一になります。そのため、美味しいお米を購入したいのであれば、生産者が見えるお米を購入するのが原則です。
②保存状態が悪いあきたこまちの可能性もあるから
米は、保存状況が悪いと食味が低下します。例えば、高温多湿の環境で保存しているとお米の食味はみるみる低下します。また、精米した後からお米の鮮度が下がるため、精米日もできる限り新しい方が食味の高いお米になります。
③あきたこまちの食味が口に合わない可能性があるから

あきたこまちの食味は、甘みとさっぱり感が中程度、粒感ともっちり具合が中程度ですので、中間的な食感のお米といえます。もし、甘みのみを強くしたい時は、つや姫、夢ごこち、銀のみかづきなどの品種を選ぶのが良いですし、もっとお米を硬くしたい時は、ななつぼしを選択するのが良いでしょう。
④炊飯の方法が適切ではなかったから。
新米の時期には水分が多く、時期が経過すると水分量が減っていきます。つまり、適正な水量で炊飯すると、新米の時期は柔らかく、時期が経過すると硬くなっていきます。そのため、時期によって、炊飯前に水につけこむ浸水が長く必要になります。
また、お米はミネラル分が多い硬水では非常に硬くなります。
美味しいあきたこまちを購入するポイントとは?
購入方法によって、同じ産地のあきたこまちでも価格はまちまちです。お米は、販売価格を安くすることで、お店の集客に使えますので、年間を通してスーパーなどでは安く販売されている傾向があります。
安定して美味しいあきたこまちを楽しみたい時は、やはり生産者を指定することです。含有蛋白質に高い目標値を設定しているわけでもありません。そのため、生産者が見えるものを選ぶことで、生産方針が合致しているお米を購入するのが一番です。
また、できる限り精米日が新しいお米の方が良いので、受注精米のお米を選ぶことで失敗のリスクを下げることはできます。
あきたこまちが口に合わなかった時におすすめのお米は?
あきたこまちの食味が合わなかった時に、同じくらいの価格帯でおすすめのお米を紹介します。
北海道産ななつぼし
ななつぼしは、あきたこまちに比べると、一粒一粒の食感がしっかりしている品種です。程よい甘みとしっかりした食感が好みの人は、ななつぼしをまず試してみるのが良いでしょう。
宮城県産ひとめぼれ

宮城県産ひとめぼれは、あきたこまちに比べると甘みが強く、かみごたえがある粒がしっかりしたお米の品種です。あきたこまちよりも甘みが欲しい、そして、粒が硬めの方が良いという人にはおすすめの品種です。和食レストランでも使われている品種であるため、コスパの良い自炊を求めている人にはおすすめの品種です。
まとめ
あきたこまちは、作付け面積が5本の指に入ることから、生産しやすい食味の高いお米として扱われています。そのため、美味しくないと感じた時は、口に合わない可能性を考えた上で、農家から直接購入したりしてはずれの小さい選択肢を選ぶのが良いでしょう。同じお米でも作付けする環境が違えば、食味も大きく異なります。
また、あきたこまちが口に合わない時は、ひとめぼれやななつぼしなどのタイプの違うお米を試すこともおすすめします。