「食費を節約するため、お米の価格を安くしたい」という人は、特に大家族を養っているご家族に多いと思います。ここでは、安くても美味しいお米の銘柄について紹介します。
安くて美味しいお米を選ぶ時の注意点とは?
美味しいお米の定義は、実は個々人の体験によるところが多いです。良いものと一般的なものを見分けることができないのは、一般的なものを美味しいと認識しているからです。
いつも購入しているお米の価格を安くする時に、注意しなければならないのは、「どのようなお米が必要なのか?」ということです。
例えば、旦那さんやお子さんが弁当を持参しなければならない時、ご飯は冷たいまま食べることを想定する必要があります。この時に、硬くなりやすいお米の銘柄を選択すると、ご飯が美味しくないため、その時の食事全般が美味しくなかったという評価になりやすいのが確かなところです。
よく美味しいお米の基準になりやすいのが、「冷めても硬くなりづらいお米」と「甘味の強いお米」です。そのため、この選択肢を基準にして選択します。
では、実際に安くて美味しいお米の探す方法について紹介します。
コンビニの白米の海苔巻きおにぎりの中で、一番好きなコンビニで使われているお米を検索します。コンビニのおにぎりは、日頃食べているため、美味しいお米の基準になりやすいからです。変わりご飯のおにぎりは、醤油などの味付けが濃いため、基準になりません。
コンビニのおにぎりでは、全般的にコシヒカリが使われている傾向があります。また、セブンイレブンでは、山形産はえぬきなどが使われている傾向があります。
おにぎり専用米とは?どの品種のお米のおにぎりが美味しいのか?
甘味の強いお米を選択します。
美味しいブランド米は、コシヒカリの食味を追い抜くために各都道府県が独自に開発しています。
つまり、コシヒカリは甘味があり、美味しいと認めているわけです。そして、ブランド米が増えたことで、コシヒカリの価格も下がっているため、コシヒカリの産地で選ぶという選択をしても良いと思われます。
コシヒカリは、新潟で開発されたものであるため、同じような気候である石川県や富山県のものが美味しいとされています。
ちなみに、甘味の強いお米の特徴は、タンパク質の含有量が少ないことにあります。その分、澱粉質が多く、炊き上げた時に糖が多く、強い甘味を感じます。
冷めても美味しいお米は、アミロースよりもアミロペクチンの方が多い特徴があります。
これは冷めてもパサパサにならない特徴があるからです。この特徴を兼ねている銘柄で最も有名なのは、ミルキークイーンです。
ミルキークイーンもコシヒカリ同様、冷めても美味しい特徴を現在のブランド米は兼ね備えているため、相対的に価格が下がっているお米の銘柄です。
まとめ
令和3年度の銘柄はコロナ禍の影響で、特に業務用に需要があったお米の値下がりが大きかったです。
これは決して喜ばしいことではありませんが、普段食べているお米を変えようと思っている家庭にとっては、いろいろなお米を試すチャンスではあります。
今回は、コシヒカリとミルキークイーンの紹介をしました。お米は購入する店舗によって、保存状況や流通経路が違います。同じ銘柄でも当たりはずれがありますので、できれば楽天市場のような米屋が直販をしている通販で購入することをおすすめします。