おにぎりに最適なお米の品種を解説!選び方も紹介

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おにぎりをお家で作る際に、お米の品種によって食味が全く異なります。いわゆる冷めても美味しく、もっちりとした食感が残らない品種のお米では、おにぎりと冷やご飯は変わらないため、美味しくないおにぎりとなります。

美味しいおにぎりを作りたい!そんな方は、こちらの記事をご覧ください。

目次

おにぎりに向いたお米の品種の特徴は?

おにぎりは、冷たい状態で食べることが前提です。そのため、冷えた時に、食感が落ちることはもちろんのこと、固まってしまい、パサパサとした食感になるお米は、おにぎりが崩れ落ちてしまいます。また、おにぎりはお餅ではありませんので、お米の粒感が残ります。あまりにも、もっちりしすぎている品種もおにぎりには向かないことになります。

①冷めても美味しい

冷めても美味しいお米の特徴として、冷えても硬くならず、しっとりとした食感が持続することが挙げられます。これにより、お弁当やおにぎりに最適です。また、冷めても甘みがしっかりと感じられるため、常温で保存しても美味しさが保たれます。特に、忙しい朝に作り置きするおにぎりには、この冷めても美味しい特性が重宝されます。

②澱粉質があり、固まりづらい

澱粉質が多く、固まりづらいお米の特徴としては、粘りがあり、冷めても美味しい食感が残ります。すぐに固まってしまうお米の品種では、おにぎりが冷めた時に形が維持できないばかりか、味が美味しくありません。見分け方としては、タンパク質の含有量があるのですが、タンパク質が多いと、固まりやすいお米になります。

③粒感があり、食感が楽しめる

粒感があり、食感が楽しめるお米の特徴として、一粒一粒がしっかりとしており、噛むごとにその食感が楽しめることが挙げられます。もっちりとした粘りと適度な硬さがあり、噛み応えのあるおにぎりが作れます。特に、食べ応えのあるおにぎりを求める方には、この粒感が大変好評です。しっかりとした食感が楽しめるため、満足感も高まります。

おにぎりにおすすめのお米の品種5選

おにぎりにおすすめのお米の品種を紹介します。以下の品種は、いわゆるブランド米に属すお米で、食味重視で作付けされていることも多いです。また、もっちりとした食味を重視して作付けされているため、どれも、冷めても美味しく、お弁当やおにぎりに向いています。

①つや姫

つや姫は冷めても美味しい特性を持つお米で、おにぎりやお弁当に最適です。冷めても硬くならず、しっとりとした食感が続きます。甘みと旨みのバランスが良く、冷めてもその美味しさが持続するため、おにぎりにすると特に美味しさが際立ちます。また、つやのある見た目も特徴で、見た目も美しい仕上がりになります。

②にこまる

にこまるは粒が大きく、粘りが強いお米で、冷めても美味しいのが特徴です。モチモチとした食感があり、冷めてもその食感を楽しむことができます。粒ぞろいが良く、見た目も良いため、おにぎりにすると一粒一粒がしっかりとして食べ応えがあります。高温に強く、安定した品質を保つことができるため、夏場でも美味しいお米を楽しめます。

③銀河のしずく

銀河のしずくは粒感があり、しっかりとした食感が楽しめるお米です。もっちりとした粘りと適度な硬さが特徴で、噛むごとにお米の旨みを感じることができます。一粒一粒がしっかりしており、食べ応えのあるおにぎりが作れます。また、炊きあがりが白く美しいことも特徴です。

④ミルキークイーン

ミルキークイーンはもち米に近い粘りの強さが特徴で、冷めても美味しく固くなりにくいお米です。低アミロース米として開発され、炊き上がりがもっちりとしているため、冷めてもその食感が続きます。甘みが強く、おにぎりやお弁当にするとその特性が特に引き立ちます。また、冷えても美味しさを保つため、携帯食としても優れています。

⑤青天の霹靂

青天の霹靂は冷めても美味しいお米で、適度な甘みとしっかりとした粒感が特徴です。冷めても硬くならず、ふっくらとした食感が続くため、おにぎりやお弁当に最適です。また、程よい粘りがあり、さっぱりとした爽やかな甘みも魅力です。このバランスの良い味わいが特に和食との相性が良く、さまざまな料理に合います。

おにぎりに最適な具材とは?

①塩

塩おにぎりは、おにぎりの中でも最もシンプルで、お米の味が際立ちます。塩はご飯の甘みを引き立て、素材の味を存分に楽しむことができます。また、塩には防腐効果もあり、保存が効くため、お弁当やアウトドアでも重宝されます。塩おにぎりはシンプルながらも深い味わいが楽しめるため、多くの人に愛される具材です。

②しゃけ

焼き鮭をほぐしたものをおにぎりの具にするのは定番中の定番です。鮭の塩味とご飯の甘みが絶妙にマッチし、食欲をそそります。焼き鮭はそのままでも美味しく、また冷めても風味が損なわれにくいのが特徴です。おにぎりの中に鮭を入れることで、栄養バランスも良くなり、お弁当や軽食としても人気があります。

③筋子

筋子は、おにぎりの具材として非常に人気があります。ぷちぷちとした食感と濃厚な塩味がご飯と絶妙に合い、贅沢な味わいを楽しむことができます。筋子おにぎりは、特に新鮮な筋子を使うことで、その風味が一層引き立ちます。同じ理由で、いくらもおにぎりに乗せると、円味が加わり美味しいです。

④梅

梅干しを使ったおにぎりは、日本の伝統的な具材として親しまれています。梅干しの酸味がご飯の甘みを引き立て、食欲を増進させます。また、梅には防腐効果があり、お弁当などに最適です。梅干しの持つクエン酸は疲労回復にも効果があり、夏場や体力を消耗する時期におすすめの具材です。シンプルながらも、しっかりとした風味が楽しめるのが特徴です。

おにぎりを作る時のお米の量は?

おにぎりは、100〜120グラムの間が一般的なサイズで、子供の場合は食べやすくするために小さくします。ピクニックなど、おにぎりを大量に生産する時には、おにぎりのお米の量を算出するフォームをご利用ください。

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