令和7年度のお米の価格がなぜ高いのか?

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今年のお米は、昨年度の水準よりも高値とされています。新潟県産一般コシヒカリ3万円の概算金とされ、過去最高になりました。これは、米農家に利益を出すためには重要なことですが、流通にかかるコスト、小売店も利益を出す必要があります。また、生産量も深刻な渇水が生じたため不作気味なのではないかとされています。そのため、今年度のお米は昨年度よりも高値となっています。

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今年度のお米の概算金とは?

JAで流通されるお米は、米農家の最低保証の金額で流通しているとされています。それも当然、一般の業者や消費者に販売するお米は、出荷が簡単なJA以上の金額を取らないと割が合わないからです。そのJAは、全国的に概算金が昨年度よりも大幅に上がり、地域によっては、わかりやすい買取金で設定しています。

  • 概算金は、販売実績に応じて、追加払いまたは返金が必要になります。

新潟県の概算金(2025年)

  • 一般コシヒカリ:3万円(60kg・1等米)
  • 魚沼コシヒカリ:3万2,500円(60kg・1等米)
  • 岩船・佐渡コシヒカリ:3万300円(60kg・1等米)
  • 新之助:3万1,000円(60kg)
  • こしいぶき:2万7,000円(60kg)

2等米は各銘柄とも600円安く設定されています。

2015年の概算金は、一般コシヒカリ(1等米・60kg):12,800円でした。つまり、10年前の水準よりも2.34倍値上がりしています。

一般の消費者は、小売業者から精米を購入することになります。そのため、これは原価であることを念頭におく必要があります。

農家から今年は安く買えるの?

親族に特別な価格で流通するいわゆる縁故米は、今年はやらないと判断している米農家は多いと思います。

(当然です。10年前の水準に比べて、2.34倍では同じ水準でお米を譲るのは損でしかありません。昨年まで耐えていた農家が、2倍の価格を請求できるとは思えません。)

そうなってくると、JAの概算金が水準になりますが、当然出荷が面倒になりますので、それよりは高い金額を設定する農家が増えるでしょう。

3万円の買取金を設定しているJAも多いため、3万円とすると、30キロ玄米のお米の価格は15,000円になります。そのため、18,000円前後であれば、十分安く譲ってくれていると思います。(これで高いと思った場合は、輸入米を検討した方が良いでしょう。)

30キロ玄米が18,000(税別)の水準は、5キロ精米2,777円(税別)です。

お買い得なおすすめのお米

上記の水準で考えた時に、Amazonの出品は、手数料が10%かかるため、21,384円(30キロ、税込)前後の金額であれば、利益ど返しで販売している思ってもよいでしょう。

お米を安く買いたい場合は、実店舗がおすすめです。高値になったことで、おとり商品として扱われやすくなり、安く売られているケースが増えているからです。

農家のお店おてんとさん 国内産 オリジナルブレンド米

この商品はブレンド米で流通させることで価格を抑えているようです。概ね評判も良いため、安さを重視するのであれば、Amazonでもリーズナブルです。

【 令和7年産 農家直送 】お米 新米 茨城県産 コシヒカリ

令和7年産 富山県産 コシヒカリ 黒部川扇状地で育ったドリームファームのこだわり米

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