Amazonだけではありませんが、2024年はお米全体の相場が上がりました。新米の価格は、1.5倍になったと言われ、このブログに書いていた令和4年の情報と比較すると、ブランド米以外の値上がりが明らかです。
山形県で言えば、つや姫の値上がりは、実は言われるほどではなく、雪若丸とはえぬきの価格が上がっています。これは、昨年の深刻な米不足が起きたこともあり、通常は、お米は農協が集荷することが多いのですが、卸売業者などが、直接農家から購入する量が増えたからと言えます。当然、この時に農家に支払われる買取金額は農協よりもかなり高く、その価格をベースに一般流通するため、お米の価格が急激に高くなったと言えます。
Amazonのつや姫が高い理由とは?
Amazonを経由して販売する時に、みなさんのところに配送する運送費が加算された価格として表示されています。運賃も、ガソリンなどが高騰したこともあり、高くなっています。
そのため、実質運送費がないスーパーのつや姫は、山形県内では3,000円しないスーパーもあります。そこに運送費を加算しているわけですので、3,800円〜4,000円程度の価格になってしまうというわけです。
「え?もっとつや姫を高値で売っているショップが多いですよね?」
と思われた方は鋭い!
価格が抑えられているつや姫は、買い占めの対象になっていない原価の安いつや姫(農協子会社のパールライス等)が提供しています。上述の通り、買い占めにより高い金額で在庫を確保したお米は、当然売値も高くなります。
つや姫を安く購入したい
つや姫を安く購入したいのであれば、基本的に近場のスーパーから探すか、中間マージンが発生しない農家から直接購入するのが良いでしょう。また、パールライスは農協子会社であるため、買い占めされたお米を流通しているわけではないので、若干お得に購入できると思います。
農家さんの中には、現在の状況についていけていない農家さんもいます。かなり単価を抑えて購入できます。
また、つや姫に限ったことではないのですが、お米は、玄米30kgで購入した時が最も単価が安いです。これは、お米の保存方法が玄米30kgの袋なので、そのまま出荷又は簡単な精米作業しか行っていないため、手間がかからないですし、送料も節約できるからです。